2024年03月19日

根開き

雪に覆われていて花も咲かず虫たちもいない冬場は、あまり自然ネタが書けなかった。

木の周りだけが先に雪が融けて丸い窪みができ、早くに土が見えてくるようすを「根開き」というそうだ。
ふだんはほとんど使わない言葉だけれど、俳句の季語にもなっている。

周りよりも濃い木の色が太陽熱を吸収するから、また、温かい地下水を吸い上げているから、などと言われている。

neaki1.jpg

生きている木ではなくても、家具など木で作られたものには温かみを感じる。何十年も太陽の光を浴びて育った木は太陽の記憶を持っていて、木材になってもその思い出を放射し続けているのだろうか、と思う。

春らしい色彩が戻ってくる前に、こうして春に向かう変化は静かに進んでいく。
写真は昨日のもので、今日は夜の間に雪が降って根元が埋まっていた。雪が舞っていても、どんよりした冬空とは違って春の空は明るい。

この木の根元にはスノードロップの球根が隠れている。土が見えてくる頃には最初の花が見られるだろう。
 
posted by Sachiko at 16:18 | Comment(2) | 自然
この記事へのコメント
「根開き」というのですね
木の周りの雪だけ
どうして早く溶けるのかな
と思っていました
たくさん雪が降って
雪捨て場に困った時
いつも木の周りに
雪を 置かせていただいて
助かっています。
木や植物には 
本当に申し訳ないのですが・・・
Posted by にゃん太郎 at 2024年03月24日 16:36
今年は雪が多かったですね。
我が家の小さな庭も
冬場は雪捨て場になっています。
雪の下にはバラなどもあるのですが、
きっと大丈夫、と思っています(^_^;
Posted by Sachiko at 2024年03月24日 22:38
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