2025年01月01日

Dream Song-8

 子供たちが道を上ってきた
 炭火の炎の上を歩いて
 親を呪った彼らの魂に
 神の憐れみがあるように
 痛みの法廷で
 裁きが下される

 恥辱の館へ私は向かった
 魔女たちが群がっている場所へ
 私は彼らが深紅の血にまみれているのを見た
 邪悪なものを身にまといながら
 ブロックスヴァリンで
 裁きが下される

 地獄の底では灼熱が燃えさかる!
 想像を絶する熱さをもって
 彼らは大釜の上に屈みこみ
 罪人の死体を投げこんだ
 ブロックスヴァリンで
 裁きが下される


新年早々何だかおどろおどろしい箇所に来てしまった。
以前読んだ解説では、オラフ・アステソンの夢の歌に出てくる煉獄の描写は、懲罰というよりも調整的な仕方でそこを通る、という話だった。
このような場所のことは、キリスト教でも仏教でも伝えられている。

死後の魂の旅についてシュタイナーもかなり詳しく語っているが、その恐ろしげな場所に似た性質が自分の魂の中になければ、ほとんど影響を受けることなく通過し、似た性質が多ければその場所に長くとどまることになる、ということだ。
最終的には炎で灼かれることで魂が浄化される。

コルドロン(cauldron)と呼ばれる大釜は、ウェールズの神話に出てくるのだけれど、そこでは魔力を持った大釜のことだった気がする。
広く北ヨーロッパ地域でこの名の大釜伝説が伝わっていたのか、夢の歌が古ノルウェー語からドイツ語に訳され、さらに英語になった時にこの名が採用されたのだろうか、とも思う。
 
posted by Sachiko at 22:10 | Comment(0) | クリスマス
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