ネイティブアメリカンの間では、1月の満月を“狼の月−ウルフムーン”と呼ぶそうだ。この名前は、フィンドホーンからのメッセージで知った。
由来は、1月の寒く暗い夜にはオオカミの遠吠えが、皆に聞こえるように遠くまで響き渡るからだという。
6月のストロベリームーンや9月のハーベストムーンなど、近年はネイティブアメリカンによる満月の名前をちらほら耳にすることも増えてきた。
それらは自然の中での季節の出来事にちなんで名づけられている。
1月 ウルフムーン
2月 スノームーン
3月 ワームムーン
4月 ピンクムーン
5月 フラワームーン
6月 ストロベリームーン
7月 バックムーン
8月 スタージョンムーン
9月 ハーベストムーン
10月 ハンターズムーン
11月 ビーバームーン
12月 コールドムーン
そして、それぞれの満月にはそれぞれの儀式がある。
1月の満月は内省のエネルギーで、春から始まる新しい1年の計画と準備に使うことができるという。
古い時代、月の暦で生きていた諸民族は、月のエネルギー、女性のエネルギーと親しかった。それらは今ふたたび、目を覚まして声を上げようとしている気がする。
オオカミは古くから多くの神話や伝説、物語の中に登場し、恐れられながらも人間に親しい存在だった。
日本ではオオカミは「大神」だったと言われるように、野生動物は宇宙と直結した存在で、かつて人間もその大きな環の中に属していた。
ニホンオオカミやエゾオオカミはいなくなってしまい、ヨーロッパオオカミも中央ヨーロッパからはいなくなっている。
オオカミや他の野生の生きものたちがいない世界で、人間は何者で在り得るのだろう。
彼らを思い出すとき、忘れられた月の道へいざなう力がかすかに働きかけてくるようだ。
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