正確な満月の時刻は今朝7時頃だったが朝は見えないので、昨夜少し晴れ間があったときにスノームーンを見ることができた。
冬の満月は高く昇り、澄みわたる静けさの中で、月も雪も銀色に輝く。
太陽と月が巡り、季節が巡る。循環し回帰するものは安心感を与える。
必ず帰って来て、帰って来るたびに新しい。
現代社会の漠とした不安は、安心感のない直線的な文明にあるのではないかと思う。ひたすら突き進みスピードを上げ、どこへ行くのか、突き進んだ果てにどうなるのかもわからない。
気がつけばもうかなり日が長くなり日差しも強くなっている。氷点下が続き雪は深いけれど、気配がもう真冬ではない。
2月2日はキャンドルマス。ケルト文化ではインボルク祭、火と光の祝祭だ。
雪の下ではもうスノードロップが目を覚ます用意をしているだろう。
目には見えないその動きが雪を通して感じられるようなのだ。
積もった雪も、必ずとけることを知っている。
春の歓びを連れて、花たちが一斉に帰ってくる。
次の3月の満月はワームムーン、土の中で虫たちが動きはじめる頃。和暦の啓蟄の意味に似ている。
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