2026年09月25日

十五夜2026

今夜は十五夜。
正確な満月は2日後なので、ほんのわずかまん丸ではないが、晴れていて美しい中秋の名月を見ることができた。

私が幼い頃は「今夜は十五夜さんだから...」と「さん」をつけて呼ぶ人も多かった。
十五夜さんとか七夕さまとか、季節行事はいいな、と思う。

お月さま、お天道さま、お星さま....これら日本独特のやさしい呼び名。北米などの先住民のあいだでも、自然界の存在を人格化した呼び方はあったようだ。

太陽や月や星々が、無機質な科学の目で見た遠い天体ではなく、異なる姿と役割を持っているけれど、私たちの親しい仲間なのだという認識。
そういう意識を持って見るのとそうでないのとでは、世界の見え方がまったく違う気がする。

今日はお月見団子風の小さなお饅頭を15個作り、ススキといっしょに月の見える窓辺にお供えした。季節行事はいいものだ。

ススキは以前は毎年採りに行ってもらっていたが、生えている場所が年々遠くなったので、3年ほど前に苗を買って植えた。今では大株になっている。
 
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posted by Sachiko at 22:22 | Comment(0) | 季節・行事
2026年06月30日

ストロベリームーン

6月の満月はストロベリームーン。
ネイティヴアメリカンの月の呼び名も最近は少しずつ知られてきているようで、今日は天気予報の中でストロベリームーンのことが話題になっていた。

名前の由来は、野いちごが実る時期だからだそうだ。
野いちごというのは数種類の野生のいちごの総称だが、都市ではあまり見かけることがない。

別の場所に住んでいた頃、近くの大きな公園にとても小さな実をつける低木が生えていた。
ブラックベリーを小さくしたような赤黒い実を少しばかり摘んで、砂糖漬けにしてケーキの飾りに使ったことがある。何という名前の実だったのかはわからない。

フィンドホーンからのメッセージにも、ストロベリームーンについて触れられていた。

“地球上のどこにいようと、私たちみんなが同じ満月を眺めることを思うのは、なんと美しいことでしょう”

ほんとうに、月はどこからでも見える。
場所だけでなく、いつの時代に生きていた人々も、同じ月を眺めたのだ。
そして民族ごとに、月に異なる名前をつけ、異なる儀式を捧げてきた。
それでも月は、ずっと同じひとつの月。

気がつけば6月も終わりで、我が家のラズベリーも赤く熟し始めている。
 
posted by Sachiko at 22:26 | Comment(0) | 季節・行事
2026年02月02日

スノームーン

雪深くなる地域のネイティブアメリカンの呼び名で、2月の満月はスノームーン。

正確な満月の時刻は今朝7時頃だったが朝は見えないので、昨夜少し晴れ間があったときにスノームーンを見ることができた。
冬の満月は高く昇り、澄みわたる静けさの中で、月も雪も銀色に輝く。

太陽と月が巡り、季節が巡る。循環し回帰するものは安心感を与える。
必ず帰って来て、帰って来るたびに新しい。

現代社会の漠とした不安は、安心感のない直線的な文明にあるのではないかと思う。ひたすら突き進みスピードを上げ、どこへ行くのか、突き進んだ果てにどうなるのかもわからない。


気がつけばもうかなり日が長くなり日差しも強くなっている。氷点下が続き雪は深いけれど、気配がもう真冬ではない。

2月2日はキャンドルマス。ケルト文化ではインボルク祭、火と光の祝祭だ。
雪の下ではもうスノードロップが目を覚ます用意をしているだろう。
目には見えないその動きが雪を通して感じられるようなのだ。

積もった雪も、必ずとけることを知っている。
春の歓びを連れて、花たちが一斉に帰ってくる。
次の3月の満月はワームムーン、土の中で虫たちが動きはじめる頃。和暦の啓蟄の意味に似ている。
 
posted by Sachiko at 11:47 | Comment(0) | 季節・行事
2026年01月01日

2026 HAPPY NEW YEAR♪

明けましておめでとうございます。

年末までずっと、みんなのほんとうの幸福を求める
『銀河鉄道の夜』の話を続けてきました。

時代は大きな転換点を迎えるようです。
みんなのほんとうの幸福を求める気持ちに変わったとき、
緑いろの不思議な切符は、ポケットに入っているかもしれません。

今年も、すべての生きものたち、小さな菌類や遠い星々、
それらの背後ではたらく見えないものたちとともに
皆さま幸せでありますように♪
 
posted by Sachiko at 14:38 | Comment(0) | 季節・行事
2025年03月21日

春分を過ぎて

最低気温が氷点下を脱し、来週は最高気温も10度を超える日がありそうで、とうとう春だ。

昼と夜の時間が等しくなるこの時期をお彼岸というのは、彼岸と此岸の境目が薄くなり、ふたつの岸が近くなるからだが、こういうことはどの文化圏でもどこか似通ったものがある。

夜明けや日没の、昼と夜の境目は、妖精が見えやすい時間帯だという。
アイルランドの伝承では家の妖精は玄関の敷居に棲むと言われるが、これも内と外の“境目”だ。

ウィッカ(自然魔術)においては、春分と秋分の祝祭は比較的新しく取り入れられたもので、それらは南方発祥の儀式だそうだ。
春という言葉で最も美しいのはイタリア語の“プリマヴェーラ”だと言った人がいた。
たしかに“プリマヴェーラ”と聞くと、ボッティチェリの「春」が浮かび、ヴィヴァルディの「春」が鳴りだす。歌い上げるようなイタリアの春は美しいだろう。


私はやはり、うず高く積もった雪の山が小さくなり、ある日地面から最初の芽が出ているのを見つけた時の気分がたまらない。
今年も最初の花、スノードロップが咲き出した。

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posted by Sachiko at 21:33 | Comment(2) | 季節・行事