2026年01月06日

エピファニー2026

今年もエピファニー。今日はクリスマスツリーを片付けた。
今回は12聖夜の旅はお休みしたけれど、ちょうどその頃に『銀河鉄道の夜』のブルカニロ博士との対話をたどっていたのもいいタイミングだった気がする。

時間の間隙と言われている12聖夜は、「みんなのほんとうの幸福」を問うのにふさわしい時に思える。
そして12聖夜は、黄道12宮を巡る、まさに「星めぐり」の深く静かな旅なのだ。

ほんとうの幸福は、この地上生には収まりきらないもののようだ。
この世で幸福の要素と言われているものをどれほど手に入れても、それらが大海の一滴にしか見えないような....

だから、銀河をどこまででも行けるほんとうの切符が必要で、ジョバンニがそれを託されたことは恩寵であり、覚悟のいる使命でもあったのだろう。

結局また銀河鉄道の話になってしまった。
エピファニーを過ぎると、もう日の光が随分明るい。
  
posted by Sachiko at 22:10 | Comment(0) | クリスマス
2025年12月25日

12聖夜・2025〜2026

今年も今日から12聖夜。
ネタ切れと、ブルカニロ博士の話がまだ終わっていないので、今年は毎日更新はしないけれど、とても重要な期間であることに違いはない。

毎年言っている気がするけれど、2025〜2026の12聖夜は特に大事だ。それほど今の時代は、人間の意識の在り方が重要だということだ。
このまますべてが破壊されてしまう方向に突き進むのか、全く新しい世界にシフトするのか。


そこであらためて、12聖夜のおさらいをもう一度。
12月25日から1月6日のエピファニーまでの12夜は次の年の12か月に対応している。

25日=1月、26日=2月・・・1月5日=12月、というように。
そしてこの期間に行ったこと、考えたこと、思ったことが次の年に反映されるという。

聖夜を過ぎて、魂はいっそう深い領域に降りる。
毎年エピファニーが過ぎると、別次元の旅を終えて現実に戻ったような、不思議な気分になるのだ。
  
posted by Sachiko at 23:00 | Comment(2) | クリスマス
2025年01月06日

エピファニー2025

クリスマスイブ+12聖夜が明けて、今日はエピファニー。
オラフ・アステソンの夢の歌の、結びが残っている。

 年老いた者も若い者も
 ここに集い耳を傾けた
 オラフ・アステソンの
 夢の歌は今 終わりを告げる
 起き上がれ オラフ・アステソンよ
 長い眠りについていた者よ!
 
 
テキストによれば、オラフ・アステソンの夢の歌は18世紀半ばから複数のバージョンや翻訳が出版されている。
長いバージョンの詩は60連から成っていて、より明確なストーリー展開で描かれているそうだ。

毎年エピファニーを迎えると、特別な時空を抜けて通常の時間に戻ってきたという感覚になる。
そして、寒さと雪はこれからが本番なのに、少し日が長くなった分、かすかに春の気分が感じられる。

12聖夜のあいだには特別な夢を見ることが多いと言われるけれど、私はなかなか夢を覚えていられない。
変わった夢といえばひとつだけ、森の中で巨大な白い蝶を捕まえた夢があった。蝶は魂のシンボルと考えると、何か意味ありげな気もする。
 
posted by Sachiko at 17:16 | Comment(0) | クリスマス
2025年01月05日

Dream Song-12

この地上において
貧者に靴を与える者は幸いである
彼は裸足で棘のあるヒースの原を
ためらいなく歩く
裁きの日には 天秤の言葉が語り
真実を証しするだろう

この世にあって
貧者にパンを与える者は幸いである
霊の国で何も恐れることはない
飢えた猟犬がやって来ようとも
裁きの日には 天秤の言葉が語り
真実を証しするだろう

この地上において
貧者に穀物を与える者は幸いである
ジャラー橋を渡る時も
牡牛の鋭い角を恐れることはない
裁きの日には 天秤の言葉が語り
真実を証しするだろう

この地上において
裸の者に衣服を与える者は幸いである
恐ろしい凍りついた泉を
あの世で恐れることはない
裁きの日には 天秤の言葉が語り
真実を証しするだろう


これが詩の最後の箇所になる。
初めのほうは月が照らす道だった。ここでは日が昇ったあとのような感じを受ける。
ミカエルを伴いキリストがやってきて、魂を量るミカエルの天秤が真実を語る。

明日はエピファニー、クリスマスイブに続く十二聖夜が明ける。
 
posted by Sachiko at 22:13 | Comment(0) | クリスマス
2025年01月04日

Dream Song-11

 その時 魂の首長ミカエルは
 角笛を長く高らかに吹き鳴らし
 すべての魂を呼びあつめる
 恐怖と孤独の裁きの地へ
 痛みの法廷で
 裁きが下される

 罪深い魂が震撼するのを見よ
 風に揺れるポプラの葉のように
 誰ひとりそこにはいないが
 啜り泣きは自らの深い罪を知る
 苦難の法廷で
 裁きが下される

 神聖にして善なる聖ミカエル
 その天秤にかけられた者
 彼を囲み立つ震える魂たちを  
 ついにイエスのもとへ導いた
 ブロックスヴァリンで
 裁きが下される


土と水、火と風のエレメントの世界を通過して、魂は宇宙の道を進む。
大天使ミカエルが現われ、魂たちを導く。

死後の魂が赴く場所について、現代の人間は思いを巡らさない。
この物質界がすべてだと信じたまま迎える死は、どのような衝撃に感じるだろう。
オラフ・アステソンの夢の歌は、まさに生きている人間への道案内としてはたらく。
 
posted by Sachiko at 22:18 | Comment(0) | クリスマス